2012年4月3日(火)~4月8日(日) at 渋谷ギャラリールデコ5F
作・演出/山田佳奈
コメント
小説を一気に読み終えたあと、圧倒的で無気力になっちゃうような感覚と、
友達と恋バナしたあとのような感覚が一気に押し寄せてきた。
となりまちで起きてること、友達の友達の出来事、全部自分にかえってくるみたい。それでいてポップ!
おかもとえみ(THEラブ人間、ボタン工場)
山田さんの台本を読んでいたら、
酒場のお姉さんやおばさんたちのクッダラナイ世間話が、なぜか哲学的な示唆に富んだ話に思えてきた。
はたしてこの台本を俳優が演じるとき、どんな芝居をするのだろうか?
俗のままで終わるのか、聖なる高見に昇るのか?それとも聖俗入り交じってカオスとなるか、答えは観てのお楽しみデス。
坂口真人(演劇ぶっく編集長)
ロックは抑圧からの解放だ。なんて、いつの話だよ。
気がつけば最初から好き勝手生きてる連中がロックを理由に暴れてる。
□字ックは、そんな騒がしい抑圧の中じっと耐えていた大人しい子がブチキレる瞬間を描き出す。
その解放に僕は救われる。ロックで踊れなきゃ□字ックで踊れ!しかも今度はテクノだ!
辻本直樹(Nichecraft)
とんでもない努力と人脈と運で、最近ノリにのってる山田さん。
このままどんどんいっちゃうの?だけども本当は純粋乙女で、愛や恋やで泣いちゃうの。
人生やってるからには全力で泣いて笑ってやろうじゃない。しっかり者で姉御肌、そんな山田の女の生き様。
□字ックって、そんなお芝居。
大竹沙絵子(国分寺大人倶楽部)
□字ックはいい感じに女を匂わせてきます。
僕は基本的には童貞なのですが、□字ックで女を知ったといっても過言ではありません。
あと山田さんはミーアキャットっぽいとも思ってます。その周りをキョロキョロ見渡す観察眼とか。
池亀三太(ぬいぐるみハンター)
山田とは、彼女がテイチクで俺たち「怒髪天」の担当だった時からの付き合いだ。
ある日突然「会社辞めて劇団立ち上げます。」と言い出した時は、正直、狂ったかと思った(笑)
音楽で食っていく厳しさを目の当たりにしてきたにも関わらず、
それでもやりたい、やるんだ!と突き進んでゆく姿勢。
山田は「ロック」そのものだ!小さいけど(笑)
増子直純(怒髪天)※「死と再生とロックに」引用コメント
□字ック、それは、私が想像していた劇団をはるかに超えていました!
感性をむき出しの演技、シュールなギャクセンス!
そして、ひとりひとりのとてつもなく濃いキャラクター!!
ブルーチーズみたいで癖になる…とにかく癖になる。。。
言葉では言い表せないからこそ、見て感じていただきたいです!
中ノ森文子 ※「死と再生とロックに」引用コメント
ストーリー
ネット、匿名、死にたがり。三度の飯も「何だっけ?」。
世の中の生活水準は下がるばっかなのに、 それに逆走しながら匿名さんがカチカチカチカチ日常を操作している。
芸人崩れと女子高生と売れないアイドル。で、バイトにオカマ。あと、よくわかんないヤツ 。
渋谷のシェアハウス、6人の死んでもイイが集まった。 第二回本公演「死と再生とロックに」のアナザーチューン。
セレクトしたのは「テクノミュージック」。 みんながいるから寂しくない。ここに住めばハッピー・ハウス。
キャスト
石黒淳士(ぬいぐるみハンター)、えみりーゆうな(世田谷シルク)、大竹沙絵子(国分寺大人倶楽部)、
堂本佳世、β(WAHAHA本舗)、前田昂一(劇団コーヒーカップオーケストラ)、
糸魚川慎一、白石量子、蛸谷歩美(蛻皮表演)轟もよ子、中井萌(劇団東京ペンギン)、星秀美 andmoreHomemember
スタッフ
舞台監督:佐藤秀憲 照明:大津裕美子 音響:久郷清(オトコトバ)、ナガセナイフ
宣伝美術:大島智子 舞台写真:Pinco Web:サイトウ QPOD:金田慎平
演出助手:桑田拓哉(はんなりふるぼっこ)衣装:山下奈那 制作:川原真衣、宮原真理
企画製作:□字ック
協力:劇団コーヒーカップオーケストラ 国分寺大人倶楽部 世田谷シルク ぬいぐるみハンター main cast promotion
WAHAHA本舗 明治大学演劇研究部