世田谷パブリックシアター提携、シアタートラム新作公演
□字ック 第十五回本公演「剥愛(仮)」にて、主演さとうほなみさんを筆頭に実力派俳優が集結!
全キャストはじめ、公演概要が決定いたしました!
□字ック 第十五回本公演
「剥愛 (仮) 」
2023年11月 at シアタートラム
脚本・演出/山田佳奈
東京:11 月 10 日(金)〜19 日(日) シアタートラム
愛知:11 月 22 日(水)〜23 日(木) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT アートスペース
大阪:11 月 25 日(土)〜26 日(日) 扇町ミュージアムキューブ
主演の【出戻りの長女】には近年、フジテレビドラマ『あなたがしてくれなくても』、テレビ朝日ドラマ『六本木クラス』、Netflix『今際の国のアリス Season2』、映画『愛なのに』、『彼女』など話題作に立て続けに出演し、その中でも一際存在感を放ち続ける、さとうほなみさんに務めていただきます。また、舞台出演では『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『カノン』での好演が話題となりました。
その他、今作には、
【寡黙な次女】に瀬戸さおりさん
【工房に転がり込む男】に山中聡さん
【軽度知的障害を持つ甥】に岩男海史さん
【近所の独居女性】に柿丸美智恵さん
【剥製師の父】に吉見一豊さん、と実力派俳優が集い、不遇な環境に身を置く登場人物を演じます。
【脚本・演出 山田佳奈コメント】
劇団での新作公演として、何を上演すべきか。時代が新しく移り変わっていく中で、作家としての意識や生活の優先順位も変わりつつある現在、ずっとあたためていた題材である「剥製師」の物語を描こうと思いました。
生きていく上で何を指針としたら良いのだろうと、変化している部分と譲れないもの。それは死後の動物の皮を剝ぎ、生命を吹き込み直す職業が置かれている状況とも少なからず遠くない気がしていて、どういう手癖で物語に息を吹き込むか明確に定まってないところもありますが、わたしなりに考えて挑んでみたいと思います。また、さとうほなみさんをはじめ、魅力的な俳優陣に集っていただくことができました。月並みな言葉になってしまいますが、どのような化学反応が起きるのか。楽しみでなりません
【主演 さとうほなみコメント】
今作のプロットを読ませていただいた時、これは自分がいま向き合うべき作品で「出逢ってしまった」と感じました。登場人物は皆、どこか全員加害者であり被害者でもある。黒いものを抱えていて、消化できずにいる、でもそれがこの作品での日常生活。
わたしは『タイトル、拒絶』がすごく好きで、お人柄も素敵な山田佳奈さんとご一緒出来るのが心から嬉しいです。そして面白い役者さんが揃い踏みで、これはきっと役者としてギリギリな精神状態になるんだろうな(笑)そしてギリギリであればあるほど今作は映えるんだろうなーなどと思いつつ…。わたし自身すごく楽しみにしております。
チケット発売などの情報は「NEXT」にて続報をお待ちください。