エンターテイメント業界が未曽有の状況では御座いますが、
本日3/20に□字ックは10周年を迎えることとなりました。
これも皆様の応援あってこそだと、劇団員一同深く感謝を申し上げます。
本日は□字ックから皆様へお知らせがございます。
今後、劇団は新体制での活動を行っていく運びとなりました。
それに伴い、日高ボブ美、大竹ココ、水野駿太朗、宮原真理、永井沙耶佳、山本和穂、
上記6名は、3月末日を持ちまして退団させて頂きます。
劇団を離れるメンバーのTwitterアカウントは以下になります。
▽俳優部
@bob000bob
@PacoWss
@ShuntaroMizuno
▽制作部
@truth_mi27ya
@oreko_sn
@nagoho
別れは寂しいものですが、11年目を迎える□字ックの活動にご期待頂くとともに、
離れるメンバーの活動にも引き続き応援下さい。
以下、山田佳奈より皆様にご挨拶になります。
本日3月20日をもちまして、
□字ックは“劇団10周年”を迎えることとなりました。
これも応援して下さる皆さまが、
劇場に足を運んでくださること、作品に愛情をもって応援して下さっているお陰だと、
劇団員一同心より深く感謝申し上げたいと思います。
本当に感慨深さで一杯です。ありがとう御座います。
そして御礼と共に、もうひとつご報告をさせて頂きますと、
劇団は10周年を機に、
山田佳奈自身のオリジナル舞台制作を行う場として、
所属俳優を持たず新体制で展開して参ることとなりました。
突然のご報告で驚いた方もいらっしゃるかと思います。それは本当にごめんなさい。
でも、ここから先の5年、そして10年を考えたときに、
現状維持ではなく更なる視野を広げて創作を考えていきたい自分が居おりました。
そのため去年末にわたしから提案し、劇団員で話し合い、このような運びとさせて頂くことになりました。
劇団の新体制については、何度も何度も悩んできたことでした。
一人のクリエイターとして創作を行う上での意見と、劇団主宰としてプロデュースを考えることに関して、自身の意見がまったく別の方向を向いている機会も増え、
このままではいけないと感じていました。
また団体としても、それぞれが目指す先をしっかり考えなければいけない、
そんな時期のようにも思いました。
劇団でなければ経験できない楽しい時間を過ごしたのは間違いないですし、
現在の劇団メンバーには頭が上がりません。
今でも共に戦ってきた友人たちだと思っています。
愛情は変わらないし、感謝ばかりです。別れるのは本当につらいです。
実はあまりにも寂しすぎて新宿のルノアールでオイオイと泣きました。
別れ話を持ちかけたのはこちらなのに、振られたような様子の私を、
劇団員は黙って見守ってくれていました。(お恥ずかしい)
10周年、節目の年。
新しいことを始めるにはぴったりだと思っています。
ですので、前向きに、
日高ボブ美・大竹ココ・水野駿太朗・宮原真理・永井沙耶佳・山本和穂、
上記メンバーは、3月末をもって退団いたします。
一人体制での劇団にはなりますが、喧嘩別れをしたわけでも解散したわけでもありません。
また機会があれば一緒に舞台ができたらいいなと願っていますし、
それまで互いに胆力を練り、また現場で出逢うべく創作に取り組んでいきます。
引き続き6名の活動を篤く応援してあげてください。
また、□字ックとしても変わらずに活動してまいります。
長い文章となってしまいました。
さまざまな問題に心痛めることが多い昨今ではありますが、
ライブ・エンターテイメントがいつまでもお傍に在り続けられるよう、
邁進するとともに、皆さんが心安らかに過ごしていけることを心より願っています。
また劇場でお会いできることを願って。 2020年3月20日 山田佳奈